現代的美術館

2004年に、「新しい文化の創造」と「新たな賑わいの創出」を目的にオープンし、2010年には建築界のノーベルト賞称される「プリッカー賞」を受賞した金沢21世紀美術館。

平屋建てで、上から見ると360度全方向に解放された円形になっているその建物は、内外から向こう側の景色が見える総ガラス張りの造りになっており、従来の閉ざされた空間に作品が並ぶ重厚なイメージとは違い、訪れた人が入ってみたくなる、明るくて軽やかな美術館になっている。

敷地内に点在する恒久展示作品は10作品あり、それを見るために、県の内外から年間150万人もの驚異的な人数が訪れる。

また、ここ数年開催されている、作家の個展は、現代美術界では有名であっても、一般的には知られていないものばかりだが、ここでしか見られない質の高い作品を見るために、飛行機や新幹線でやってくる現代美術のファンが多い。

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